2025年06月26日 16:37

スマートニュース メディア研究所は、日本国内の政治的・社会的分断や、人々のメデイア接触状況を概観する「スマートニュース・メディア価値観全国調査(SMPP調査)」の結果を公表した。

近年、ニュースを意識的に避ける人が世界的に増えているという調査結果がある。オックスフォード大学ロイター・ジャーナリズム研究所の2025年調査(ロイター・デジタルニュースリポート2025、48カ国・地域が対象)では、「あえてニュースを避けている」人の割合が40%にのぼった。

今回のSMPP調査2025(第2回公表)では、「頻繁に」もしくは「時々」ニュースを避ける、「ニュース回避傾向」がある人は、全体の18%だった。「たまにある」人まで含めると49%となり、約半数の人たちが「ニュースを避けた」経験があることがわかった。世代別でみると、30代が22%と最も高く、60代が13%と最も低かった。

ニュースを「避けたい」理由のトップは、「気持ちが暗くなる・気分が悪くなる」。 避けたいニューステーマをジャンル別にみると、「芸能(有名人のゴシップ含む)」が最も高く、次いで「戦争・紛争」となった。また、「頻繁に」回避している人のうち65%は「芸能(有名人のゴシップ含む)」のニュースを避け、45%は「感動を誘ったり、怒りをかき立てたりするニュース(エモいニュースなど)」を避けたいと思っていることが分かった。詳しくはこちら