2025年06月25日 09:57

日本コワーキングスペース&コミュニティマネージャー協会(JCCO)は、令和7年度「沖縄型産業中核人材育成事業」において「コミュニティマネージャー向け自立型スタートアップ支援者育成プログラム」を提案し、採択された。
JCCOは、コミュニティの価値を引き出し、コワーキングスペースの収益へ繋げることを目指す一般社団法人として2023年6月に設立された。コミュニティマネージャーを対象に能力向上のための講座を実施し、スペースのオーナーへは収益化に関する情報提供を行っている。
本事業では、沖縄県経済の発展に向けて、観光業等のリーディング産業の高度化・多様化を促進するとともに、ものづくり産業等の経済の基盤となる産業の底上げを図るなど、沖縄の産業全体の生産性を向上させる観点から、業界団体等が主体となって人材育成カリキュラムを開発し、県内企業の人材を対象に研修を実施する。本事業を通じて、県内企業の人材の抜本的な能力向上及び継続的な人材育成を目指す。
「コミュニティマネージャー向け国内外派遣型スタートアップ支援人材の育成プログラム」は、沖縄型産業中核人材育成事業のニーズに合わせ、JCCOが特別に作成したコミュニティマネージャー育成プログラム。本プログラムにより、沖縄域内のコワーキングスペースの高収益化とスタートアップの集積・育成を目指す。プログラムは「収益化コース」「ネットワーキングコース」2つのコースにより構成される。なお、本プログラムはJCCO、エンスペース、髙木ビルでコンソーシアムを組み、企画・運営に取り組んでいく。