2025年06月24日 20:17

ファイン工業は、近年問題となっている「集水桝・側溝からの蚊の発生」への対策として、薬剤に頼らない物理的な侵入防止策である「透水性化粧蓋」製品群の提供を強化する。

2023年に実施された東京都内公園での調査では、蚊の幼虫(ボウフラ)の多くが雨水桝や側溝に由来していることが確認された。特に蚊の侵入・産卵を物理的に遮断した雨水桝では、蚊の幼虫出現率が劇的に低下することが証明されており、薬剤を使わずとも、構造そのものを改善することで発生源を絶つことが可能。

ファイン工業が提供する透水性化粧蓋は、雨水は透すがゴミ・害虫は通さない特殊構造を持っている。耐久性・透水性に優れたファイバーU樹脂バインダーを使用しており、多様な形状(角型・丸型・U字溝用など)とサイズを展開。既設の桝に後付けで装着できる。神社仏閣・公園・集合住宅・食品工場・一戸建てなどで実績多数。人荷重に耐える簡易構造で、特許出願中。

大阪府高槻市の野見神社に全面的に導入したところ「景観を損ねない蓋」「蚊の発生が激減した」として高く評価された。さらに飛散する砂利や落ち葉の流入も防ぎ、景観美と衛生管理の両立が可能になっている。同社では現在、透水性化粧蓋を使用した蚊対策について、無料で相談見積もりを受け付けている。多数のサンプルも用意。詳しくはこちら