2025年06月24日 09:45

日本青年会議所(日本JC)は、6月21日、「Positive Learning Program実施発表会」を開催した。

日本JC2025年度新教育システム創造会議では、東京学芸大学、カナメプロジェクト、フリースクール全国ネットワーク、ベネッセ教育総合研究所との協働で、一人ひとりの子どもの個性や才能を最大限に引き出すための新たな教育プログラム「Positive Learning Program(PLP)」の実証実験を全国のフリースクールや教育機関で行ってきた。学び方の多様化、学ぶ内容の専門性の高さ、教育者の不足といった課題への対応が求められるなか、地域の企業や大人が新たな教育人財となって、生成AIを活用しながら子どもの学びの伴走者として共に学びを深める取り組みだ。

今回の実施発表会では、全国30カ所で行われた実証実験のうち、通信制高校の葵高等学院(新潟県長岡市)、オルタナティブスクールの自学道場ALTS(岡山県倉敷市)、フリースクールのキャリノバ(岩手県花巻市)、うえまつフリースクール(岡山県岡山市)、クレイン・ハーバー(長崎県長崎市)での成果を発表し、今後の地域共育の効果をさらに高めるための機会とした。今後は、PLPスタートアップチームを中心に、全国各地の青年会議所メンバーと共にこの新たな教育プログラムを推進し、日本の未来を担う子どもたちに、より良い学びの機会を提供していく。

日本青年会議所