クリエイト礼文は、山形市の駅前公園にて整備を進めていた新施設「KASUMI TERRACE（カスミテラス）」の完成にあたり、6月10日にオープニングセレモニーを開催した。本施設は、山形県内で初めてPark-PFI制度を活用し、民間主導で整備された都市公園内の飲食施設となる。

新施設KASUMI TERRACEの整備は、単なる飲食店舗の開業ではなく、駅前エリア全体の魅力と価値を高める「エリアマネジメント」の一環として位置づけている。人と人が出会い、時間を共有する場を創出することで、まちなかの賑わいを高め、山形駅前の回遊性と滞留性を向上させることを目指している。

公園内に整備されたKASUMI TERRACEは、1階にテーブル席とカウンター席（34席）、2階には開放感あるテラス席（24席）を備え、季節の移ろいを感じながら食事や会話を楽しめる空間となっている。運営は、地元企業であるmanmalが担い、高級食材と家庭料理を融合させた創作イタリアンを提供する。

カスミテラスは、高級食材と家庭料理を融合させた「イタリアンダイニング」として、「本物をより気軽に、より楽しく」をコンセプトに掲げている。ランチタイムには、パスタやラザニアといった本格イタリアンを中心に、気軽に楽しめるメニューを展開。夜には、山形の旬の食材を使ったアラカルトとともに、ワインやクラフトビールをゆっくり味わえる空間を提供する。