2025年06月10日 12:08

マイクロアドは、出資先企業の、宿泊業界向けDXソリューションを提供するTabi Lifeと連携し、ホテルをタッチポイントとした訪日観光客向けサンプリングサービス「ワタセル」の提供を開始した。
2024年の訪日外国人客数は約3686万人、旅行消費額は約8.1兆円と、いずれも過去最高を記録した。特に中華圏からの観光客は「買い物」への消費意欲が高く、お菓子・飲料食品・医薬品・化粧品・日用品が人気。こうした市場では、旅マエ・旅ナカでのアプローチが購買に繋がる重要な要素となる。一方で、メーカーにとっては、訪日観光客への商品体験の機会創出が難しいという課題があった。このような背景から「ワタセル」は、観光客に対し、ホテルのフロントというタッチポイントでサンプリングを行うことで、商品の認知向上・購買行動促進のためのプロモーション支援を開始した。
「ワタセル」は、ホテルのフロントにおいて、観光客に対し商品を直接サンプリングすることで、商品の体験・認知を促進し、購買意欲を効果的に高めるプロモーションサービス。サンプリングの対象商品は、お菓子・飲料食品・医薬品・化粧品・日用品など、実際に体験することで良さが伝わるものを中心に取り扱いを行う。マイクロアドは今後、「ワタセル」のサンプリングを通じて、特定の流通店舗での購買行動を可視化する効果計測の開発に取り組み、オフラインでの訪日観光客向けプロモーションサービスを拡充していく。