2025年06月09日 09:03

ノーコード総合研究所は、ノーコード開発プラットフォーム「Bubble」のネイティブアプリ開発機能β版の一般公開を受け、Claude 3.7 Sonnet搭載AIとビジュアルエディタを活用した最速モバイル開発支援サービスを開始した。
モバイルアプリ市場は急拡大を続ける一方、開発には高度なプログラミング知識、複雑なストア審査、度重なるOSアップデート対応など多大なリソースが不可欠だった。これにより中小企業や新規事業開発チームはコスト・時間面で参入障壁が高く、アイデアを迅速に検証できないという課題を抱えていた。そこで注目を集めるのが、AIとノーコードを組み合わせた開発手法となる。
「Bubble」のネイティブアプリ開発β版は、Claude 3.7 SonnetをエンジンとするAIアプリジェネレーターが要件定義からUI設計まで数十秒で自動生成。Web版と同じドラッグ&ドロップ式エディタでロジックやデザインを直感的に修正。ビルド/証明書管理/審査提出をワンクリックで自動実行し、App StoreやTestFlightに短時間で配信できる点が特徴。これにより従来半年〜1年かかったモバイル開発サイクルを最短1か月程度まで短縮し、単一のBubbleプロジェクトからWeb・iOS双方を同時に運用できる統合型プラットフォームが実現した。
Bubbleのネイティブアプリ機能により、従来のスクラッチ開発と比べてコストを最大90%削減し、App Store公開までの期間も1/10程度に短縮可能となる。