2025年05月29日 12:54

Carbon EXは、カーボンクレジット・排出権取引所「Carbon EX」のホワイトラベル提供を開始。これにより、地方自治体や地方金融機関が独自のブランドでカーボンクレジットの取引基盤を構築し、地産地消のカーボン経済圏を推進することが可能になる。
より柔軟かつ地域に根ざしたカーボンクレジット取引の仕組みを模索する動きが、地方自治体や地方金融機関を中心に広がりを見せている。なかでも、地域で創出されたクレジットを地域内企業へ提供する「地産地消型」の取引へのニーズが高まりつつあり、地域経済の循環と脱炭素の両立を目指す機運が加速している。
「Carbon EX」ホワイトラベルでは、自立的かつ信頼性の高いカーボンクレジット流通の仕組みを支援する。例えば、特定の都道府県やエリアで創出されたカーボンクレジットを、同地域内の企業に限定して販売する設定が可能。これにより、クレジットのストーリー性がより明確になるとともに、地域内での価値循環が実現する。
「Carbon EX」のAPIを活用し、地方自治体や地方金融機関が自らのWebサイト上にオリジナルのクレジットマーケットプレイスを構築することもできる。地域の特性を活かしたカーボンクレジットの売買が可能となる。また在庫の確保が難しい地域においても、同社が全国で保有するクレジット在庫をAPI経由で補完できる。ホワイトラベル契約者は在庫リスクを最小限に抑えつつ、安定した取引の継続が可能となる。詳しくはこちら。