2025年05月28日 09:53

東急文化村が企画・運営を行っているセルリアンタワー能楽堂では、「渋谷能」を8月29日〜2026年3月6日にかけて全4回公演を開催する。
2019年から始まった「渋谷能」は、次世代を担う能楽師の研鑽の場として、そして観客には末永く出演能楽師を応援してもらいたいという思いを込めた企画。流儀の垣根を越え、約650年の歴史を持つ能楽の伝統を現代に継承する。終演後は出演者が素顔で登場し、感想や意気込みを語るトークタイムも「渋谷能」の醍醐味。能楽を身近に感じることができる本企画の今年度は、小書(特殊演出)付きや流儀で篤く扱われる曲を上演する。
第1夜の金春流は、「小鍛冶 白頭」。第2夜の宝生流は、「鉄輪」。第3夜の喜多流は、「白田村」。そして千秋楽はシテ方五流の仕舞、舞囃子の上演と、和泉流の狂言が揃う第4夜を開催する。また、第1夜から第4夜の「渋谷能」公演チケットと、セルリアンタワー東急ホテルのレストランを巡るホテルタイアップチケットの販売も決定。さらに、第1夜から第3夜では能楽師自身が講師となる「事前講座」も開催する。
日程は、第1夜:8月29日、第2夜:10月17日、第3夜:2026年1月30日、第4夜:3月6日。会場は、セルリアンタワー能楽堂(渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー地下2階)。