2025年05月28日 09:04

遠州田園住宅協同組合は、東海道のヘソである静岡県袋井市において「里山ぐらし」をコンセプトとした敷地分譲を計画。プロジェクト名は「里山のある町角in宇刈」。その計画発表と現地見学会を6月15日に開催する。
大きな里山と豊かな自然に囲まれた共有地付きの分譲計画。地域の工務店が力を合わせて、地域性豊かな住まいの環境を提供していく。里山には日本の原風景が残されている。多様な生命とともにある里山の豊かな環境の中にこそ、人間らしく生きることができる本来の住まいのあり方が残されているのではないだろうか。遠州田園住宅協同組合では、地域の工務店とランドスケープアーキテクト、建築家が力を合わせることにより、そんな「里山のある町角」を増やしていきたいと考えている。
「里山のある町角」では、車歩は分離され、駐車場は道路から奥まったところにまとめて停める形となっており、車と各戸は少し離れている。住人は道路から歩道を歩いて各戸に入るか、駐車場から歩道を経由して自分の家に向かう。元の地形を生かした、なだらかな斜面の上に個々の住宅が建てられ、外構はすべて緑でつくられている。隣家との境界は曖昧で、まるで隣の庭も自分の庭のよう。敷地の真ん中には大きなコモンスペースが広がり、子どもたちは安心して外で遊ぶことができる。さらに背後の山もこのまちの住人共有の里山となる。
計画発表と現地見学会の参加費は1000円/人(税込)。日時は、6月15日。12時集合〜17時。場所は袋井西コミュニティセンターホール。