2025年05月22日 16:20

コクヨは大阪商工会議所と、5月23日付けで企業間協働プログラム「pandoor(パンドア)」の連携・運営を開始した。
近年、働き方改革の推進と新しい生活様式への移行は、ビジネスパーソンのキャリア意識に大きな変化をもたらしている。「自社以外の環境で力を試したい」「新しいスキルを身につけたい」といった意欲が高まる一方、企業においても、社員の自律的な成長を後押しする新たな取り組みが求められている。
本提携により、大商の会員企業は、コクヨが運営する企業間協働プラットフォーム「pandoor」を通じて、業務委託契約を結ぶコクヨを含む関西の大企業に所属する多様なスキルを持つ人材との協働が可能になる。「pandoor」を活用することで、大商の会員企業は、自社の課題やニーズに合致した専門性を持つ人材と、半年間、労働工数全体の20%の時間で協働することが可能に。
これにより、新たな視点やノウハウを取り込み、イノベーションの創出や事業成長を加速させることが期待できる。また、大商の会員企業向けには特別プランを用意、通常の費用よりも割安で「pandoor」のサービスを利用できる。
今後は企業間協働の有効性や活用方法などを紹介するセミナーやイベントを開催し、大企業と中小・ベンチャー企業の交流機会を創出する。コクヨと大商は本提携を通じて、大企業の持つ知見や人材と、中小・ベンチャー企業の持つ成長意欲や創造性を掛け合わせ、地域経済の活性化と新たな価値創造に貢献する。