2025年05月09日 15:56

バイオームと京王電鉄は、5月24日・25日、「高尾の森わくわくビレッジ」にて、次世代通信技術「Starlink」を活用した通信圏外での生物データ収集・実用性を検証する実証実験を行う。わくわくビレッジ内に「Starlink」通信環境を構築し、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」を活用した、生物情報収集の可否を検証する。

バイオームは、生物判定AIが搭載された、いきものコレクションアプリ「Biome」を通じて、誰もが生物情報を収集できる仕組みを提供している。ただし山間部や島しょ地域等の通信インフラが整備されていない地域においてはデータの収集が難しく、網羅的な生態系の実態を把握しきれていない。

また、京王電鉄では、わくわくビレッジにて、「みらいにもっとわくわくを」をコンセプトに高尾の自然豊富な立地を活かし、多摩ならではの地域循環型教育を行うことを目指している。

この度、次世代通信技術「Starlink」を活用し、通信圏外でいきものコレクションアプリ「Biome」による、生物情報を収集することが可能かを検証する。「Starlink」により通信インフラに左右されず生物データを収集できるサービスの実現を目指すバイオームと、わくわくビレッジの多岐にわたる活用方法を模索する京王電鉄の思いが重なり、今回の取り組みが実現した。

なお、本プログラムに参加する80名を募集する。参加対象者は小学校低学年~大人まで。参加費無料。詳しくはこちら