2025年05月09日 12:47

フューシャスは、七尾鵬学園 鵬学園高等学校と連携し、能登半島地震からの復興と地域文化の継承を目指す「FUCCO(福来)」プロジェクトの特設ウェブサイトを制作・公開した。
フューシャスは、「デジタル×クリエイティブで、地域に新たな活力を生み出す」をミッションとした、広報PRコンサルティング・WEB制作・メディア運営を行う企業。
「FUCCO(福来)」は、石川県七尾市の鵬学園高校の生徒たちによる有志チーム「OHTORO」が探究学習の一環として取り組む、新しい大豆飴の開発プロジェクト。地元産の大豆や醤油、塩を使用し、チョコレート風味でモダンに仕上げた新商品は、800年の歴史を持つ七尾銘菓「大豆飴」を現代風に再解釈したもの。商品は、石川県七尾市の老舗和菓子店である梅屋常五郎と共同で開発された。
大豆飴はかつて源頼朝や豊臣秀吉にも献上されたとされ、北前船の船員たちの携帯食としても重宝された、能登を代表する菓子。しかし、近年では地元の若年層での認知度が著しく低下しており、歴史的な文化の継承が課題となっていた。FUCCOプロジェクトは、令和6年能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県七尾市を「震災の年」ではなく「復興元年」として未来へ繋げたいという生徒たちの想いから始まった。プロジェクト名である「FUCCO(福来)」には「福が来るように」という願いが込められている。特設サイトでは、今後FUCCOの販売情報やイベント告知なども発信していく予定だ。