2025年03月18日 20:12

コカ・コーラボトラーズジャパンは、3月18日、2025年日本国際博覧会会場内に、富士電機と世界で初めて開発した「水素カートリッジ式発電自販機」を設置し、約1か月後に迫った大阪・関西万博の開幕に向けて設置式を開催した。
本自販機は、自動販売機本体と発電機で構成されており、発電機に水素カートリッジを装填し、水素と酸素の化学反応によって電気を生成し、稼働する仕組みとなっている。天候や設置場所の影響を受けず、稼働時にはCO2を排出せずに自家発電する自動販売機。大阪・関西万博の来場者が「未来の自動販売機」を体験できるよう、発電機には発電の仕組みを案内するディスプレイを搭載している。
さらに本自販機は、コカ・コーラ公式アプリ「Coke ON®」にも対応しており、「Coke ON」のアクセシビリティ機能を通じて、利用者にアプリ操作画面の視覚情報だけでなく、スマートフォンのバイブレーションによる触覚情報や、音声読み上げなどの聴覚情報も届け、製品の購入をサポートする。多くの来場者が見込まれる大阪・関西万博において、高齢者、車いすを利用する人、障がいのある人を含め、利用しやすい自動販売機を目指す。
本自販機は大阪・関西万博会場内の大屋根リング北側に1台設置され、4月13日の開幕と同時に稼働を開始する。稼働期間は4⽉13⽇〜10⽉13⽇。