2025年03月17日 09:57

ユニバーサルミュージックは、洋楽アーティストの楽曲を活かした英語のオリジナル副教材を提供するプラットフォーム「UM English Lab.(ユーエムイングリッシュラボ)」を3月14日に開設した。

「UM English Lab.」はユニバーサルミュージックの豊富な洋楽アーティストの楽曲を生かしてオリジナルの英語の副教材を制作。全国の英語教師へこれらの教材を「無償」で提供するプラットフォームだ。教師は同プラットフォームを通じてオリジナル教材をダウンロードすることができ、その教材の制作費や楽曲著作権はユニバーサルミュージックが全て負担する。

WEB・SNSを中心として、副教材の配布だけではなく、洋楽と教育についての情報やインタビュー、国が推し進める非認知教育と洋楽を掛け合わせたコンテンツを制作して、音楽を届ける「音楽会社」という枠組みを超え、日本市場における洋楽の価値を社会的に向上を目的にしている。

副教材には、今までの学校教育で使用されていたザ・ビートルズやカーペンターズといった往年のアーティストのほか、現在活躍しているアーティストの楽曲を積極的に使用し、学校教育を通して海外文化への理解を深めてもらうことも目指す。一部で洋楽離れと言われる若年層への洋楽の普及、副教材を提供することでの社会問題となっている教員の労働時間の削減、そして英語の授業で楽曲を活用してもらうことで、英語への距離を縮め、英語への苦手意識を少なくし、日本人の英語力の向上に貢献したいと考えている。

UM English Lab.