2025年03月17日 09:47

コクヨは、「コクヨデザインアワード2025」最終審査にて、グランプリ作品1作品と優秀賞3作品を決定した。

「コクヨデザインアワード」は、2002年にコクヨが創設し、今回で22回目を迎える国内屈指の歴史あるプロダクトデザインコンペティション。毎回世相を反映するテーマで作品を募集し、優れたプロダクトデザインを選定するのみならず、受賞作品については受賞者とコクヨ開発者の共創で製品化を行ってきた。

22回目を迎えた「コクヨデザインアワード2025」では、テーマを「prototype」とし、プロダクトデザインにおいて一般的には完成前の原型や試作品という意味で使われる言葉を、今回は「次につながる可能性をもつ原型」と捉え、未来への起点となるようなプロダクトデザインを募集した。2024年7月26日〜10月9日まで作品を募集し、国内外61カ国から合計1448点の作品が集まった。最終審査では、2024年11月の二次審査およびパテント調査を経て選出された9作品のプレゼンテーションと模型審査が行われ、その後、審査員による最終審議によって受賞作品を決定した。

グランプリ(1作品)は「NEWRON」(作者:川田敏之さん)。人間の指先には多くの神経が集中しており、指先を刺激することで脳の働きは活性化される。「NEWRON」は、グリップ部分に様々な形状の突起が施されたペンで、「かく」という作業と同時に指先から脳の働きを促し、創作活動をサポートする「アイデアを生み出すためのペン」だ。

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