2025年03月13日 12:46

「土方歳三つなぐプロジェクト実行委員会」が実施する「土方歳三つなぐプロジェクト ~遺品修復と複製で未来へ紡ぐ歴史️~」プロジェクトが、3月13日より開始された。「土方歳三つなぐプロジェクト実行委員会」は、土方歳三兄の子孫が運営する「土方歳三資料館」と「大塚巧藝社」を中心として構成されている。
本プロジェクトでは、劣化のため公開不能となっている土方歳三遺品・鎖帷子(池田屋事件使用)修復、鎖帷子(京時代使用)の修復及び複製、また和泉守兼定拵・刀身の写しの製作、古文書(天然理心流中極位目録)の複製を行う。
池田屋事件使用の鎖帷子は160年が経過し、裏地布のほつれ・鎖地の金具はずれ・サビの進行など、全体的に劣化が進んでいる。現在資料館では、原本は公開できない状態のため、複製が展示されている。このまま修繕が行われなければ、鎖帷子は朽ちて形を失っていくため、早急に補修、手当が必要。これらの遺品公開を続けるために必要な修復・複製製作などの施策を行うことで、新選組・土方歳三の歴史を未来へつなげていきたいと考え、クラウドファンディングを実施。パルコのクラウドファンディングBOOSTERにて、支援金を募集する。
募集期間は3月13日10時~5月26日23時59分まで。目標金額は3000万円。プロジェクト詳細はこちら。