2025年03月13日 09:49

バルテスは、「ウェブアクセシビリティ検証」サービスの提供を開始した。
バルテスグループは、ソフトウェアテストをメインとした品質向上支援サービスを提供している本業界のリーディングカンパニー。
アクセシビリティは一般的に、「障害者・高齢者を含む利用者のアクセスしやすさ」と説明される。日本では、2024年4月に障害者差別解消法の改正法が施行され、これにより、今まで民間事業者では努力義務であった「合理的配慮の提供」が義務化された。ウェブアクセシビリティは、ウェブコンテンツ、より具体的にはウェブページにある情報や機能の利用しやすさを意味する。
今回提供を開始する「ウェブアクセシビリティ検証」サービスは、ウェブアクセシビリティ検証から改善・準拠宣言の対応まで支援可能。「サイト内の調査」では、ウェブサイト内を調査し、問題点を把握。調査結果をもとに、今回のアクセシビリティ改善の基準となる「対応範囲」「JIS X 8341-3:2016 適合レベル」「対応度」を協議の上で決定する。「ウェブサイト改善」では、調査結果と設定した基準に基づいてデザインを行うことで、障がいを持つ人でも見やすいサイトデザインを作成。「アクセシビリティ試験」では、JIS規格に基づいた評価シートを使用し、改善結果の診断(試験)を実施。現状分析からデザイン・コーディングの改善、試験実施、適合レベルの宣言までを一貫して行う。「JIS準拠宣言」では、ウェブアクセシビリティ試験結果をホームページに掲載し公開する。