2025年03月07日 19:43

アシストは3月7日、賃貸物件のお部屋探しサービス「ぜろいちくん」にてスタッフを増員した。
「ぜろいちくん」は、住みたいお部屋情報をLINEのメッセージで送るだけで、仲介手数料が0円か1万円(税込)になるサービス。「できるだけ初期費用を抑えて賃貸物件に住みたい」という利用客の増加に伴い、スタッフを増員して対応する。実際に物件の契約をしなくても、空き状況の確認や仲介手数料がいくらになるのか確認する目的でも利用可能だ。
一般的に「仲介手数料は家賃1ヶ月分」と案内されることが多いもの。しかし、宅地建物取引業法では「依頼者の承諾を得ている場合を除き、報酬額(仲介手数料)は原則0.55ヶ月分以内」とされている。家賃1ヶ月分で契約する場合は、自ら「家賃1ヶ月分でいいよ」 と承諾していることになる。
また、仲介手数料とは不動産会社が提供するサービスへの対価にあたる費用となる。たとえば、仲介手数料には物件探しのお手伝いや提案、大家との連絡、内見の手配などが含まれる。ところが近年の不動産ポータルサイトの普及により、利用者が自分で借りたい部屋を探せるようになった。不動産会社が担う仕事は減っているのに、仲介手数料で家賃1ヶ月分をもらうのは「もらいすぎだ」と考え、「ぜろいちくん」を提供している。
「ぜろいちくん」では、大家から広告料が支払われる物件は仲介手数料0円とし、それ以外の物件では1万円をもらう仕組みになっている。