2025年03月03日 09:02

坂角総本舖が名古屋地区限定で販売している「ゆかり黄金缶」が、累計販売枚数1億5000万枚を突破した。
坂角総本舖は、始祖・坂角次郎(ばんかくじろう)さんの姓と名をとり、1889年に横須賀(現在の愛知県東海市)で創業した。江戸時代に徳川家へ献上されていた「えびはんぺい」に創意工夫を重ねて生み出した海老せんべい「ゆかり」を中心に、自然の恵みを生かしたお菓子づくりをしている。
「ゆかり黄金缶」は、2006年に、「名古屋土産に、名古屋でしか買えない「ゆかり」が欲しい」という利用客の声にこたえて発売した。えびせんべい「ゆかり」が、名古屋の街の成長とともに地元・愛知の人々に育ててもらった菓子であることから、地元の観光活性化やものづくり技術の継承に貢献できる商品にしたいと考え、2008年より「ゆかり黄金缶」1缶お買い上げにつき5円(ご縁)を、名古屋城復元に寄附している。2024年6月の寄附(423万3850円)により、累計寄附金額は5000万円を突破。「ゆかり黄金缶」の累計販売数は1000万缶を突破(1000万1076缶)している。
海老せんべい「ゆかり」は、坂角総本舖の代表商品。江戸時代の製法に由来する匠の技で、焼き上げまで手間ひま7日以上。昭和41年の命名発売以来35億枚を出荷し、名古屋土産、贈答品として多くの人に愛されている。
「ゆかり黄金缶」は1枚の約7割に海老を使った、坂角総本舖の代表商品海老せんべい「ゆかり」の名古屋限定パッケージとなる。