2025年02月28日 13:06

フジケンは、変形敷地を活用した職住一体型の賃貸住宅シリーズ「ROOOJI(ろーじ)」を発表。その第一弾としての「ROOOJI大森中」の完成内覧会を3月8日・10日に開催する。
「ROOOJI」は一般的には活用が難しいとされる旗竿地などの変形敷地の「奥行き」や「隙間」などの空間的特徴を活かしながら、路地を含めた周辺の地域と緩やかにつながった住まいを実現。また、住まいの一部をショップ・アトリエ・オフィスなど、まちに対して少しだけひらいた場として活用することに適したプランニング(間取り)が特徴。
シリーズ第一弾となる「ROOOJI大森中」は、大田区大森中の路地裏にある旗竿状のL字型の敷地の活用プロジェクトで、木造3階建、長屋形式の全5住戸からなる賃貸住宅。路地と建物をつなぐシンボリックな屋外階段から直接アクセスする「チューブ」とよばれるショップ・アトリエ・オフィスの利用を想定したスペースと、奥にあるプライベートな空間である住居スペースで構成されている。二つの空間が明快に分かれていることで、ON・OFFの切り替えがしやすく、職住一体の暮らしを無理なく始めることができる。
チューブは入居者がカスタマイズ・内装改変が可能。床や壁の仕上げなど、改変可能な範囲を限定することで、貸主としても安心してカスタマイズを推奨することができる。トイレが、チューブ側から直接使えるようになっているなど、職住一体型の暮らしをしやすくするための工夫も。詳しくはこちら。