2025年02月21日 12:03

一般社団法人未踏は、独創的なアイデアと卓越した技術を持つ17歳以下のクリエータを支援するプログラム「未踏ジュニア」の参加者募集を開始した。
プログラミング教育の普及を背景に、IT技術への高い関心と技能を持つ若い人々が増えており、そういったクリエータをさまざまな角度から支援し、広く活躍できる場を提供する価値が高まっている。一方で、大学や研究室などの環境を活かしてプロジェクト提案書を洗練できる大学生・大学院生に比べ、そうした場を身近に持ちづらい小中高生は、応募件数・採択件数ともに少ないことが課題だった。
そこで未踏では、対象年齢を17歳以下に引き下げたジュニア版の未踏IT人材発掘・育成事業プログラム「未踏ジュニア」を2016年に立ち上げ、ソフトウェアやハードウェアの開発に意気込む若いクリエータを毎年支援している。「未踏ジュニア」は、採択されたクリエータに対し、メンターや専門家による指導、また最大50万円の開発資金や開発場所・機材を提供し、ソフトウェア・ハードウェアの開発を約6カ月間にわたって支援するプログラムだ。参加は無料で、採択後のプログラムに関する費用は未踏ジュニアが負担する。2025年度は3月30日まで参加希望者の応募を受け付け、開発するプロジェクトの提案書とオンライン面接による審査を経て、採択者を決定する。
参加費用は無料。応募〆切は3月30日。