2025年02月20日 12:38

サンエスオプテックは、灯具をそのまま活かし、中のユニットだけを交換できる防水仕様のLEDユニットを販売開始した。これにより、既存の照明設備を最大限に活用しながら、短期間でのLED化と大幅なコスト削減を両立できる。
夜間景観を美しく照らす地中埋設型のアッパーライトは、庭園、公園、商業施設、文化財などで広く使用されている。しかし、埋設された灯具の交換やメンテナンスは高額な工事費と長い施工期間を要するという課題があった。
本ユニットにより、埋設された灯具を取り外す必要がなく、既存の設置環境を維持したままLED化が可能。既存の灯具をそのまま活用することで、通常のLED化工事の約10分の1のコストで済む。また、施工時間も大幅に短縮できるため、夜間の景観照明を維持しながらスムーズなLED化 が可能。コンクリートの掘削や石畳の解体といった大掛かりな工事を不要にし、施工負担を軽減する。
また灯具内部の湿度や外部環境の影響を考慮した防水設計で、長期間にわたる安定稼働を可能にした。特に屋外環境では、雨水や湿気による劣化が課題となるため、信頼性の高い防水性能が不可欠となる。くわえて既存の景観を損なわず、もともとのアッパーライトの色合いや光の強さを忠実に再現可能。周囲の環境や建築物との調和を考慮した最適な照明演出を実現する。