2025年02月12日 15:40

三菱総研DCS、ユニリタ、フィックスポイントは、3社で連携し、IT運用の障害管理を効率化する「スマート運用プラットフォーム」をDCSの新サービスとして提供開始する。
IT運用における障害管理では、アラート発生直後の初動が肝要であり、障害の特定や影響範囲の把握を迅速に行うことが重要。しかし昨今のITシステムの複雑化により、大量のアラートの中から、ビジネスに影響を及ぼすものを見極めることが非常に難しくなっている。また、エンジニア不足が深刻化する中、高度なスキルを持つ人材がアラート対応に忙殺されてしまい、スキルを発揮すべき本来の業務に取り組めない場合も多々見受けられる。
このような現状に対し、DCSが50余年の実績を誇るIT運用のノウハウ、ユニリタの効率的な障害検知・迅速な対応を支援するツール「LMIS」、フィックスポイントのIT運用・管理の自動化を支援するツール「Kompira」、という3社の強みを連携させた新サービスを構築した。障害管理の効率化を支援し、障害対応の属人化解消や障害への迅速な対応・解決を促す。
「スマート運用プラットフォーム」は、高負荷で複雑なIT運用管理を効率化し、IT運用にかかる負荷を軽減するサービス。ITシステムの障害時に発生する大量のアラートを、1つのプラットフォームに集約、状況の可視化・把握・管理を行い、これらの処理を自動連携する。運用業務をより効率的に行い、システムの可用性や安定性向上を図ることができる。