2025年02月06日 09:48

SBIレオスひふみは、2月5日、開催した取締役会において3月末時点の同社株主名簿に記載された株主を対象に、株主優待制度を導入することを決定した。
保有する株式数に応じて、同社グループ会社のレオス・キャピタルワークスが運用する投資信託の口数の贈呈、または相当金額の寄付より選べる。なお、株主優待制度を通じた投資信託の贈呈は日本で初めてとなる。
同社はこれまで、株主還元の施策として株式分割や配当方針の変更などを実施してきた。今回、株主還元のさらなる充実と企業価値の向上を共に実現する新たな施策として、株主優待制度を導入。導入の目的は「株主還元のさらなる充実」「レオス・キャピタルワークスが運用する投資信託への投資体験」「同社独自の直販サービスの体験」の3点となる。
株主優待制度内容は、3月末現在で1000株以上保有している株主を対象として、株主優待を実施。「1000株以上」保有している株主はひふみクロスオーバーproを「2000口」贈呈。「5000株以上」保有している株主はひふみクロスオーバーproを「1万口」贈呈。また、同じ金額を「寄付」する選択肢も用意した。対象となる株主には、6月下旬に詳細を記載した案内を送付する。
ひふみクロスオーバーproは、未来を牽引する日本企業を発掘し、未上場・上場の境界を越えて投資する。2024年9月に当初設定額83億円で運用を開始、1月末時点での純資産残高は226億円となった。