2025年02月03日 09:10

津南醸造は、純米大吟醸「GO LUNAR」をクラウドファンディングサービスの「CAMPFIRE」で限定販売する。

新潟県津南町の秘境に佇む「津南醸造」は、豪雪地帯ならではの自然環境を活かし、伝統的な酒造りを守り続けている。その技と歴史を受け継ぎながら、津南醸造は新たな挑戦として純米大吟醸「GO LUNAR」を「CAMPFIRE」のプラットフォームで限定販売することにした。

津南醸造の代表取締役鈴木健吾さんは、微細藻類や発酵技術の研究者として、長年「発酵」の可能性を探求してきた。そんな中で出会ったのが、今回のプロジェクトのもう一人の発起人である宇宙キャスター®の榎本麗美さん。榎本さんは、学生時代にはバイオサイエンスを学び、これまで宇宙のことを分かりやすく伝える仕事をしてきた人。お互いが発酵の未来について語り合う中で、宇宙環境における可能性にも目を向けるようになった。

発酵は、微生物の力を借りて食を生み出す技術。閉鎖空間でも持続可能な食文化を支えるこの技術は、将来的に宇宙での食糧生産にも応用できる可能性がある。すでに津南醸造では、2040年に月面に酒蔵を作ることを目指し、発酵技術の研究を進めている。メタバース上で仮想酒蔵「月面酒蔵~Lunar Brewery~」を構築し、宇宙環境における酒造りの可能性を探る試みも始まっている。

GO LUNARはCAMPFIREにて数量限定での販売となる。

CAMPFIREでの募集予定ページ(2月19日募集開始予定)