2025年01月23日 15:44

ウポポイ(民族共生象徴空間)を運営しているアイヌ民族文化財団は、このたび白老町への地元連携の一環として、「ふるさと納税自動販売機」の設置場所として、ウポポイ園内のエントランスを提供。白老町のふるさと納税を促進する取組に協力することとなった。

ふるさと納税自動販売機は、利用者が白老町へのふるさと納税を行うことにより、返礼品としてウポポイ入場料や園内ショップでの買い物に利用可能な「ウポポイ施設内利用券」を即時に受け取れる仕組み。国営公園等では初めての導入となり、1月25日から運用を開始する。

利用にあたっては、利用者は、1万円から10万円までの9種類の設定金額からタッチパネルで選択し、住所・氏名を登録(運転免許証等の読み取り可)。クレジットカードで支払いを行うと、返礼品として寄付金額の3割にあたる金額分の「ウポポイ施設内利用券」をその場で受け取ることができる。同利用券はウポポイの入場料、園内レストランでの食事、買い物等に利用することが可能。税の控除に必要な書類は後日郵送で届く。

ウポポイはアイヌ文化の復興・創造等の拠点として、2020年に北海道白老町にオープン。豊かな自然に抱かれたポロト湖のほとりで、触れる、体験する等さまざまな角度からアイヌ文化や歴史を体感することができる。詳しくはこちら