世界最大規模の世論調査会社イプソスは、レゾナンス社が主導し、イプソスが調査を実施した、世界規模の「2025年世界のベスト都市ランキング (2025 World’s Best Cities)」調査を公開した。

その中で東京は、住みやすさ指数で4位、魅力度指数で4位、繫栄度指数で6位を獲得し、ランキングでは4位となった。東京の持続可能で人間中心の都市景観へのコミットメントや都市の大規模なインフラ投資も評価されたポイントの一つ。またショッピングとレストランにおいて、首位に輝いた。

1位となったのはロンドン。10回連続の受賞で、ロンドンは経済的および政治的な逆風に直面しながらも、その揺るぎない世界的な魅力を証明した。ロンドンは、魅力度指数で1位、繁栄度指数で2位、住みやすさ指数で3位にランクされており、特にナイトライフと空港のアクセスの良さで高い評価を受けている。

今年、ニューヨークはパリを抜いて2位に躍り出た。ニューヨークは、活気のあるビジネスの中心地としての地位を確立。また、文化においても高いスコアを獲得しており、多様な文化が融合する都市の魅力が評価されている。観光名所とランドマークでは依然として1位、ショッピングでは2位にランクされているパリは、今年は3位に後退。豊かな歴史と芸術、洗練されたライフスタイルが世界中の人々を魅了。また、観光客数でも世界トップクラスを誇り、観光都市としての魅力も高く評価されている。