2024年12月18日 12:54

海と食文化フォーラムは、「高校生×水産市場プロジェクト」初回の活動として、今後高校生たちがメインの活動場所とする「横浜市中央卸売市場」にて、12月7日にフィールドワークを行った。

同プロジェクトでは、高校生の新鮮な視点で、従来の方法では解決できなかった問題に新たなアプローチで挑み、それによって地域社会との結びつきを強化し、地域経済や食文化の持続可能な発展に貢献することを目指す。また、高校生が市場での経験を通じて、実践的なスキルや知識を習得し、自身のキャリア形成にも寄与することを期待している。さらに、市場の活性化と新しい価値の創造を促進し、地域の食文化の発展にも寄与することを目指す。高校生たちが自ら課題や目的を見つけ、主体的に行動を起こすプロジェクトだ。

初回のフィールドワークは、横浜市中央卸売市場の一般解放日の12月7日。神奈川県横浜市の法政大学国際高等学校「エコアクションプロジェクト」のメンバー6名が、横浜市場水産仲卸の「坪倉商店」代表・坪倉良和さんをナビゲーターとして迎えて市場全体を見学し、さまざまな現場の人に話を聞いた。

この取り組みは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環となる。なお、同プロジェクトにて、一緒に課題解決に取り組む学校・学生・団体を現在募集中。月1〜2回程度の横浜市中央卸売市場へのフィールドワークを想定しており、距離的に可能な人が対象となる。

プロジェクト申込フォーム(申込締切:2025年1月31日18時)