2024年12月16日 19:54

「ぶらぶら美術・博物館」が、2023年9月の放送以来、約1年3カ月ぶりの12月19日夜10時、スペシャル番組として復活することが決定した。

今回紹介されるのは、現在、東京・上野の国立西洋美術館で開催中の「モネ 睡蓮のとき」。フランスの印象派を代表する画家、クロード・モネ。今回の展覧会は、世界最大級のモネ・コレクションを誇るパリのマルモッタン・モネ美術館から、日本初公開作品7点を含む、厳選されたおよそ50点が来日した。日本国内に所蔵される名画も加え、国内外のモネの名作が一堂に集結。モネ晩年の最重要テーマ「睡蓮」の作品は、日本では過去最大規模の20点以上が集結した。

モネが描いた「睡蓮」と言えば、パリのオランジュリー美術館の大装飾画「睡蓮の間」が有名。今回はその展示室を彷彿とさせるような楕円形の空間も、大きな見どころのひとつ。2メートルを超える大画面の「睡蓮」に囲まれて、モネの世界に、どっぷりと浸れる。

実はモネが睡蓮の大装飾画に取り組んでいた時代は、第一次世界大戦の真っただ中でもあった。展覧会の最後を飾る2つの大作は、まさに第一次世界大戦中に描かれていたもの。その作品に込めた、モネの真意とは。今回のスペシャル番組では、そんなモネの想い、モネの魅力を余す事無く紹介する。ナビしてくれるのは、名解説が冴える山田五郎さん。名つっこみ・おぎやはぎの二人、「ぶらぶら」の美のミューズ・高橋マリ子さんと一緒に名画を楽しむ。放送日時は12月19日22時~22時54分。詳しくはこちら