2024年12月13日 10:14

住まいとくらしSOSおおさかは、12月14日、4回目となる子育て世帯、女性のため相談会と食料・生活用品の無料配布会を行う。

大阪市内の25の支援団体が協働する「住まいとくらしSOSおおさか」は、2020年4月に、大阪市内の支援団体が協働で立ち上げた緊急支援ネットワーク「新型コロナ・住まいとくらし緊急サポートプロジェクトOSAKA」を引継ぎ、合同の相談会や一時的な宿泊場所の提供、住まいや仕事の確保のサポートを連携して行っている。

4年間の活動を通じて不安定な生活基盤で日常を暮らす人たちが多くいることを再確認した。これまでは困窮するすべての人を対象に相談会等の活動を実施してきたが、過去に相談に来た人などの属性をみると女性、子育て世帯の参加が極端に少ない結果となった。従来の相談会や食料配布会は女性や子どもが参加しやすい会場づくりができていなかったことが理由として考えられたため、対象者を子育て世帯や女性を中心にした相談会・食料配布会を試み、今回4回目を迎えた。

当日は、レトルト食品や生理用品、紙おむつ、こども服、絵本などの配布と専門の相談員による個別相談会、喫茶コーナー、無料の歯科相談、こどものプレイスペースを設けている。緊急対応時にはホテルなどの一時的な宿泊場所の提供などを行う。社会福祉法人大阪市西成区社会福祉協議会の協力のもと、各種制度の情報の案内や防災コーナーも設置している。

日時は12月14日11時~15時。場所は、西成区役所4階(大阪市西成区岸里1丁目5−20)。

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