2024年12月12日 15:55

TREASURYは、同社にて開発・納品した日本司法書士会連合会 当事者型電子署名システム「しほうサイン」が11月25日にリリースされた。
TREASURYは、税務・法務に関連するITシステムコンサルティングを通じて、全国の士業事務所との連携により電子契約サービス「Great Sign」及びオンライン本人確認サービス「Great eKYC」の導入拡大を進めている。
日司連当事者型電子署名システム「しほうサイン」は、2万3000人を超える日本司法書士会連合会所属の司法書士の人々及び依頼者である市民の人々向けにマイナンバーカードによる電子署名や法務局が発行する商業登記電子証明書に基づく電子署名、司法書士電子証明書に基づく電子署名を実現している。
「しほうサイン」は、司法書士から依頼者や関係者に対して、電子メールで電子署名の依頼を行うことを目的としたシステム。所有権移転登記委任状や遺産分割協議書、取締役会議事録など複数の関係者で電子署名を行う必要がある場合に、一度の設定で複数の関係者へ電子署名を依頼することが可能。司法書士からの署名依頼はメールによるリレー形式で行われ、一人目が署名を終えると、二人目の依頼先にシステムから署名依頼メールが送信される。日本司法書士会連合会では、本システムと併せて「日司連公的個人認証有効性確認システム」を運用している。