2024年11月28日 12:47

会喜地域薬局グループ(会喜・薬樹)は、会津若松市の各薬局で無料で薬剤アセスメントを実施する「おくすりチェックサービス」の提供を開始した。
会喜は、福島県会津若松市で5薬局、いわき市で2薬局を運営する4法人からなるグループ。「親切で温かい質の高いサービスの提供」と「おらが町を支える場所」を目指し、地域に密着した薬局サービスを提供している。
おくすりチェックサービスとは、ケアマネージャーや介護施設、または家族からの依頼で薬局の薬剤師が訪問し、本人から薬物治療に対する理解や不安感などの話しを聞き、薬の管理状況や服用状況、併用薬などを確認する。訪問時の情報を基に薬剤アセスメント(薬物治療の課題抽出)を実施し、結果を文書で依頼元へ情報提供をするサービスだ。会喜では、さんさん薬局(茨城県牛久市)の山崎陽介さんより、技術指導を受けて薬局サービスとして展開することにした。
おくすりチェックを利用してもらうことで、「こんなこと聞いても良いのかしら」「飲んでいる薬が良く分からない」「薬は飲んでいるんだけど、何か注意することあるかな」「薬はちゃんと飲めているのかしら」といったケアマネージャーや介護施設、家族の疑問解消の役に立てると考えている。また、気軽に薬剤師に相談できるという環境の整備を通して、地域での療養に伴う不安の軽減に貢献していく。