2024年11月28日 09:54

Uber Japanは、11月27日、地方の交通課題解消を目指し、長野県白馬村との包括連携協定に調印、本協定のもと「白馬MaaSプロジェクト」の一環として12月1日よりUberアプリによるタクシー配車サービスを期間限定で開始する。

白馬村は「オールシーズンリゾート」として、国内外の観光客を誘致しており、スキーやスノーボードができる冬季の需要が特に高まっている。2023年11月〜24年2月の冬季には観光客数が113万人を超え、過去20年間で最多を記録した。海外観光客の利用率も急増している。一方、従来の村内交通は、海外観光客にとっての不便さが課題になっていた。これを受け、Uberは白馬村の産官学の共創事業体「チャレンジ白馬」プログラムを通じ、地元タクシー会社と協力し、海外観光客が使い慣れているUberアプリを通じた円滑な配車サービスを提供する。

Uberアプリは、世界70カ国以上で利用され、50言語に対応している。乗客はどの国でも母国語でドライバーとやりとりでき、GPS追跡や相互評価システムなどの機能を通じて、乗客とドライバー双方に安全性と利便性の高い体験を提供している。Uber Japanは、テクノロジーを通じて交通空白地の解消や地方活性化に取り組み、日本や世界中のユーザーが、行きたい場所にどこからでも行くことができる日本のモビリティの未来の実現に向けて邁進していく。

運賃は、運行するタクシー会社の規定の運賃および迎車料金が適用。運行区域は、長野県白馬村のスキー場や観光地、飲食店などがある主要エリア。時間は24時間運行。