2024年11月25日 09:01
スペースシードホールディングスは、タワウブルーサステナビリティフォーラムに参加し、日本の発酵技術がブルーエコノミーに貢献できる可能性について議論した。
スペースシードホールディングスは、「SFをノンフィクションにする」をミッションとして、投資活動、研究活動ならびに事業創出を行う宇宙系ディープテックベンチャービルダー。発酵とロンジェビティー技術の社会実装を支援する「Fermentation and Longevity Fund」プログラムの運用などを軸に、社会課題を解決する事業の創出に取り組んでいる。
フォーラムはMisusho Sdn. Bhd.が主催し、Sustainable Food Asia Sdn. Bhd.、Visionwide Consultancy Limited、およびタワウ中華商会が共催する形で実施された。フォーラムでは、炭素管理、再生可能エネルギー、農業やパーム油産業の進展などを題材に、サステナビリティに関する具体的な解決策について議論がなされた。
イベント内で、スペースシードホールディングス代表取締役の鈴木健吾さんは、新潟の津南醸造における日本酒の酒造りの事例紹介や、先端的な発酵技術がパーム油生産などの産業が直面する課題をどのように解決できるかについてプレゼンテーションを行い、日本の発酵技術がマレーシアにおける廃棄物の対策やサステナブル社会の実現にどのように貢献できるかを提案した。