2024年11月22日 09:57

フランスベッドは、展示場「フランスベッド 長野電動ベッド館」(長野県長野市)を11月22日にオープンする。
日本の高齢化率は2023年に29.1%に達し、2050年には37.1%に上昇する見込みだ。また、65歳以上の一人暮らし世帯も増加しており、今後も拡大傾向にある。加えて、特に地方都市部では人口減少の影響もあり、高齢者に必要な福祉用具を扱う店舗や生活に必要な家具などを扱う店舗が減少、商品を直接見て選べる場所の需要が高まっている。このような背景から、フランスベッドは、地域の生活を支える拠点を目指し、商品に直接触れ、体験できる場を提供するため、新しい形態の展示場を開設することとなった。
長野県は、すでに高齢化率32.7%に達し、今後2050年には41.6%に達する見込み。広域にわたる山間地域が多い地理的特性から地域密着型のサービスが強く求められる。「フランスベッド 長野電動ベッド館」の開設地では、これまで同社が介護ショップを運営し、地域の高齢者を中心に福祉用具を提供してきたが、今回、インテリア商品(ベッド、電動ベッド)を加え、2つの主要事業を融合した展示場第一号としてオープンする。同展示場では、メディカル商品とインテリア商品を一体的に展示し、電動ベッドも多数展示。介護ベッド、電動カート、車いす、歩行器、杖、シューズなど福祉用具を充実させた。年齢や身体状況に応じた幅広い提案が可能だ。
オープン日は11月22日。住所は、長野県長野市稲里町下氷鉋492-2。