2024年11月08日 19:00

第9回世界お茶まつり実行委員会は、10月7日、2025年に9回目を迎える「世界お茶まつり2025」の第3回実行委員会を開催し、実施計画を発表した。
日本人にとってお茶はどのような存在であろうか。一般的に日本の代表的なお茶どころが静岡県であることに異論の余地をはさむ者はいない。静岡県民にとって、お茶は緑茶であり、生活の一部である。その日本茶は、お茶農家の担い手の減少や社会情勢の変化により、生産量は年々減少し、静岡県においても例外ではなく厳しい競争にさらされている。一方、消費者の健康志向を受け、海外の日本茶の人気は高まり、欧米を中心に輸出は伸びている。
「世界お茶まつり2025」のテーマは、「光輝燦然!#私のO-CHA和ワールド」。参加者各人が魅力を感じるお茶の世界「私のO-CHA和ールド」を探求するもので、燦然と輝く「私のO-CHA」の世界観を「#(ハッシュタグ)」により発信し、世界観を共有、共感した人たちのお茶の輪を広げる。開催目的は、若い世代への日本茶の関心の向上(Z世代に向けた提案)、日本茶好きな外国人の増加、日本茶が社会をより良くする新たな魅力の訴求、の3つ。「世界お茶まつり2025」は、年間を通じて日本茶の魅力を堪能してもらうために、「春の祭典」と「秋の祭典」の2つのイベントで構成する。
開催時期は、「春の祭典」2025年4月19日~5月21日、「秋の祭典」2025年10月23日~26日。場所は、「春の祭典」静岡県全域及び首都圏、関西圏、「秋の祭典」静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」ほか。