2024年11月01日 10:02
FUJIは、開発を進めていたY軸付1タレット型複合旋盤の新製品「ACUFLEX 400S（アキュフレックス）」の受注を今秋より開始した。
自動車部品加工の生産形態においては、従来の量産型を主としつつも、中種中量生産への移行を検討する顧客が増えており、柔軟な生産対応力を求める声が高まっている。また、ロボット部品加工や半導体製造装置部品加工など、幅広い顧客のさまざまな生産形態の要望に応えるため、フレキシブル性と高剛性をコンセプトとし、使いやすさにもこだわった、「Y軸付1タレット型複合旋盤 ACUFLEX 400S」を開発した。
国内外の展示会での参考展示やフィールド評価を経て完成した本製品は、FUJIが主力としてきた自動車部品加工向けの旋盤の開発ノウハウを活かして開発された。高度なフレキシブル性、高剛性、そして作業者負荷を軽減するユーザビリティを兼ね備え、幅広い加工ニーズに対応した複合旋盤だ。
11月5日～10日に東京ビッグサイトにて開催されるJIMTOF2024に出展し、自社ブース（E6021）にて実機展示を行う。実機展示ではタレット砲頭の表裏加工のデモを見ることができる。また、その後も国内外の主要展示会に順次出展を予定している。
