2024年10月31日 12:40

明治大学、三菱地所設計、サンポールは、丸の内仲通りにて11月14日から開催される「Marunouchi Street Park 2024 Winter」にて、「ボラードを活用した道路空間の積極的活用に関する社会実験」を実施する。
丸の内仲通りでは、自動車の時間帯通行規制で道路を歩行者に開放してオープンカフェとする「丸の内仲通りアーバンテラス」など、街路の活用方法についての検証が継続的に行われてきた。これまでの検証では、道路空間が都市の魅力度向上において重要な役割を果たすことが確認できた。その一方、車両通行止めが実施されていても歩行者は歩道を通行する傾向が強いなど、歩車道の一体化や、そのさらなる有効活用が求められていることが明らかになっている。
本社会実験では、主に歩道と車道を区分するために使われてきたボラードにカウンターテーブルの機能を付加。歩道と車道の境界に人が滞留・活動する空間を新たに創出し、ボラードを起点とした人びとの活動や景観の変化を調査する。
実験結果は3社共同で多角的に検証。「Marunouchi Street Park」との連携や、ボラードを介してつながる車歩道空間の常設化も視野に入れながら、都市生活の魅力度の向上やウォーカブルなまちづくりに寄与する道路空間の活用方法について、より高度な検討を実施していく。詳しくはこちら。