2024年10月24日 12:35

有斐斎弘道館は、11月1日〜15日まで、「京菓子展2024―源氏物語 ~ものがたりを食べる~」を開催する。
有斐斎弘道館では、2013年より「琳派」「若冲と蕪村」「百人一首」「源氏物語」「万葉集」「禅 ZEN」「徒然草」「枕草子」とテーマを変えて公募による京菓子展を開催してきた。「京菓子」は、朝廷文化である有職や茶道文化と密接に関わり発展した世界でも稀にみる芸術的な食べ物。日本の伝統文化を表す重要なエッセンスが、すべて「50グラムの立体造形」に込められている。本展覧会は、京都を代表する芸術文化である京菓子を通して、広く人々に古典文学について知ってもらうとともに、京菓子についての理解を深めてもらうことを趣旨とするもの。
本年は「源氏物語」をテーマに取り上げる。全国から350を超える作品がよせられ、その中から選りすぐりの47作品を2会場にて展示。どちらの会場でも、選ばれた新進気鋭の職人・作家の京菓子作品を抹茶とともに味わえる。また本年は「京菓子展2024-源氏物語」特別企画として「うつわと和菓子と源氏物語~ 梶裕子 × 御菓子司 聚洸 ~」を、本会場「有斐斎弘道館」にて開催する。
料金・チケットは、本会場:(入館のみ)大人1000円、学生500円、特別会場:大人平日500円、土日祝日600円、中高生300円、小学生200円、など。展示期間は11月1日~15日。場所は、本会場:有斐斎弘道館(京都市上京区上長者町通新町東入る元土御門町524-1)、特別会場:旧三井家下鴨別邸(京都市左京区下鴨宮河町58-2)。