2024年10月24日 09:55

合同出版は、10月21日、「ことばの理解を支援する ドロップス絵カード100」をAmazonや楽天ブックス、全国の書店等で刊行した。

ドロップス(Drops:The Dynamic and Resizable Open Picture Symbols)は、言語・コミュニケーションにつまずきのある人たちのためにドロップレット・プロジェクトが開発したシンボル・ライブラリ。多くの教育・福祉関係者がダウンロードして活用されてきたカードが、厳選されたカード教材になった。

今回刊行したドロップス絵カードは、2024 年現在約2500あるシンボルの中から、とりわけ、子どもたちの「生活ことば」を育てるために、家庭で、園で、学校で、広く生活場面で活用してもらうことを目的に100のことばを選んだ。ことばの発達支援に関わっているST(言語聴覚士)の人々の専門的な利用にも応えられる内容だ。

言語生活を始めるとき、最初にふれる「生活ことば」を理解することによって、子どもたちは安心・納得して生活することができるようになる。ことばと行動のつながり、行動から行動への流れを理解することで、時間を理解する力が育まれ、自立して生きる基礎が確立していく。このカード教材はその学習に大きな効果を発揮する。

定価は3000円(税抜)。刊行日は10月21日。

詳しくはこちら