Z世代向けの企画・マーケティングを行う「僕と私と」社は、10月より「スタイルアリーナ」を運営する日本ファッション協会との協業を通じ、マーケティング・プロモーション支援の提供を開始する。

現代社会において、トレンドの移り変わりの速さは驚くべきものがあり、特にZ世代のトレンドの変化は著しい。テテマーチ社が行った「企業担当者が注目している世代とSNSメディアに関する調査」によると、「Z世代をターゲットとした際のビジネス上の悩み」の上位に「流行の変化が速い」「流行がわからない」が挙げられた。

Z世代は、ソーシャルメディアを通じて世界中の情報にリアルタイムでアクセスできる環境で育ち、彼らの持つトレンド感度は、従来の世代をはるかに超えるものがある。それはファッショントレンドに関しても例外ではなく、企業にとって、Z世代の行動特性や意識・価値観を商品開発に活かすことが喫緊の課題となっている。

今回、「僕と私と」社では、スタイルアリーナと協業。ストリートキャッチによるファッション高感度なZ世代にダイレクトにアプローチし、スナップモデル（被写体）を利用した街頭調査・街頭PRのプランを提供開始する。このプランでは、リアルタイムでのトレンド把握、真正性の高いフィードバックを得るとともに、ビジュアル重視のマーケティングや口コミ効果の促進、さらにブランドと消費者の距離を近づける。それにより従来の市場調査やPR手法と比較して、よりダイナミックで実効性の高い施策展開が可能となる。