2024年10月01日 09:50
オンテック共済会は、グループ会社のオンテックが管理する居住用物件向けに、中部電力ミライズコネクトと提携し、電気使用量データを活用した入居者見守りサービスを付帯した、高齢者用家賃保証サービスを9月21日にリリースした。
2015年国土交通省の資料によると、賃貸物件オーナーによる入居選別の状況では、「家賃の支払いに対する不安」「居室内での死亡事故等に対する不安」「他の入居者・近隣住民との協調性に対する不安」の3項目についての不安が50%超と高い。さらに、高齢者世帯の入居に対して、実に70.2%の賃貸物件オーナーが拒否感を示しているという実態も明らかになっている。
オンテック共済会では、グループ会社のオンテックが管理する居住用物件向けに、2020年8月から人感センサー利用の見守りデバイスを付帯する、高齢者用家賃保証サービスを販売していたが、今回センサーなどの機器類を必要としない見守りサービスに変更した家賃保証サービスをリリースした。
この新しいサービスには、中部電力ミライズコネクトの電気使用量データを活用した見守りサービス「テラシテR」が付帯する。見守りサービス「テラシテR」では、センサーなどの機器類を必要としない。そのため、これまで居室内に設置していた人感センサー付き見守りデバイスが不要となり、不自然さを感じることなく暮してもらうことが可能。また、高齢等で住居探しが困難な場合でも、見守りサービスを標準付帯することにより、賃貸物件のオーナーに安心感を持ってもらうことができ、希望物件への入居をサポートする。