2024年09月25日 16:30

カヤック社は、鹿児島県日置市との間で、人口減少による担い手不足の解消に向けた取り組みとして、関係人口創出事業「ひおきとプロジェクト」に関する連携協定を、9月24日に締結した。
本協定に基づき、カヤックが企画・開発したデジタル地域通貨「まちのコイン」を日置市で導入する。それと共に、メタバースに設置された、日置市の名所や文化を体験できる仮想空間「ネオ日置」でも利用できるように開発を進めていく。メタバースの「ネオ日置」と現実世界の日置市を有機的に繋げ、市内外を問わず日置市と主体的に関わる人々を増やす仕組みの構築を目指す。
「まちのコイン」は、地域内外の人のつながりを促進し、地域に主体的に関わる人々を増やすコミュニティ通貨(電子地域通貨)アプリ。法定通貨には換金できない特徴を持ち、地域や人々のためになる活動に参加するとアプリにコイン(ポイント)が貯まる。「まちのコイン」はこれまで全国27地域で導入されてきたが(2024年9月現在。導入終了地域、実証実験地域を含む)メタバースとの連携は今回が初めて。日置市での「まちのコイン」導入は、10月26日を予定している。
メタバースと現実世界を繋ぐ先進的な取り組みを通じて、地域内外の関心を集めることで、関係人口の創出や移住促進に貢献していく。詳しくはこちら。