2024年09月20日 09:58

加賀産業は、卵殻を使用してつくったカーボンニュートラル型防災用折りたたみヘルメット「オサメット・エッグ」を、9月24日から発売する。

同社は、カーボンニュートラルの取り組み実施を推進する中、2023年に中小企業版SBT認定取得。多くのヘルメットは合成樹脂でつくられており、ヘルメット製造、廃棄の際のCO2排出量が多いため、ヘルメットメーカー/SBT認定企業の加賀産業は、カーボンニュートラルを目的としてリサイクル材料使用打ち出し、バイオマス素材である卵殻を使用した防災用折りたたみヘルメット開発した。

「オサメット・エッグ」は、卵殻でつくった折りたたみヘルメットで卵殻20%使用により、従来オサメット対比CO2排出量20%削減(0.37㎏CO2)。0.37㎏CO2は、人間が9時間で吐き出すCO2排出量相当、レジ袋を約12回断ることによるCO2削減量相当する。また、業界最小級A4用紙サイズに収まり、厚さ4.5センチの収納性・機動性・安全性に優れた折り畳めるヘルメットとなっている。4段の蛇腹形状で、そのまま被るだけ。緊急時に5秒以内で装着可能。A4サイズで書棚・引き出し・ランドセルなどあらゆる場所へ収納可能。厚生労働省による労働安全衛生法規格検定試験合格品(飛来・落下物用)だ。

価格は4950円(税込)。発売日は9月24日。

加賀産業