9 月16日、東京都の国立競技場にて、第20回 FIT チャリティ・ラン 2024が開催された。今年の FIT チャリティ・ランは国内外の金融機関103社から4000名超が参加した。

同イベントの趣旨に賛同した金融サービス関連企業103社から寄せられた協賛金、当日販売したイベントＴシャツやチャリティくじなどの収益金、参加費、参加企業 および参加者から寄せられた寄付金の総額は、5578万4810円にのぼった。この寄付金から経費を差し引いた額を、8団体に均等に寄付する。

また本年度の FIT チャリティ・ランは、20周年を迎える。20回の寄付金累計額は約11億円。小池百合子東京都知事からのビデオメッセージが上映され、これまでの20年間の地域社会課題に対する支援活動への称賛と、ボランティアへの激励の言葉が述べられた。また、ランニング競技だけでなく、ブラインド・サッカーや車椅子バスケットボールなど、誰もが参加できる体験型イベントも開催。多様なスポーツの魅力を体感してもらえる機会を提供した。

FIT チャリティ・ランは、2005年、東京の金融業界の企業が結集して日本の非営利団体を支援する目的で設立された。支援先団体は、地域社会に密着した意義ある活動を行いながら、認知度が低い等の理由により、十分な活動資金の確保が困難な団体を中心としている。詳しくはこちら。