2024年09月12日 15:00

SmartShuttle(スマートシャトル)は、東京エリアでの「エアポートシャトル」のシェア乗りサービスの運行を開始した。

SmartShuttleは、移動の課題に取り組むソーシャルデザインカンパニー・NearMe(ニアミー)の100%子会社で、シェア乗りサービスの提供など、新しい移動体験の追求・創出をデザインしている。

ニアミーは1台のタクシーを複数組でシェアする「ライドプーリング」によって、既存のアセットを活用しながら輸送量を「質」の観点から高めていくシェア乗りを日常の移動における1つの選択肢として浸透させていくことを目指している。独自のAIを活用しながらシェア乗りを実現する運行システムをニアミーが開発し、運行自体はタクシー事業社と連携することでサービスを展開してきた。

今年に入って100%子会社であるスマートシャトルを設立し、運行管理や日々の運行業務への理解を深めるため、運行事業を開始することとした。「エアポートシャトル」の羽田・成田路線と東京エリアで運行事業を展開していく。スマートシャトルでの運行実績をもとに、特許も保有している独自AIを活用した更なる利便性を追及したサービスの開発や、シェア乗りサービス利用者の要望に対するサービスの改善を図るだけではなく、乗務員の働き方や業務改革など、サービスを提供する側の課題把握およびその解決も目指していく。

SmartShuttle