2024年08月28日 10:06

アーツイニシアティヴトウキョウ(AIT、エイト)は、気候危機とアートのアクションを通して、サステイナブルなアートセクターの構築を目指すプロジェクト「アート・クライメイト・コレクティヴ・ジャパン(ACCJ)」の特設サイトを公開した。
AITは、2001年、現代アートに興味がある誰もが学び、対話し、思考するプラットフォームづくりを目指して、6名のキュレーターとアート・マネジャーが立ち上げた非営利団体(2002年法人化)。ACCJは、アーティスト、美術館、ギャラリーやアートスペースなどをはじめ、芸術に携わる全ての人々によって、地球環境に配慮した活動を構築することを目的としている。そのために、ACCJでは、下記の活動を行っている。「グローバルな学びの場」(日本のアートセクターを対象とした世界の気候危機とアートに関する勉強会やシンポジウム、ワークショップ、講座等の開催)、「アクションを起こす場」(アートと環境の持続可能性に関する重要な情報や資料の共有と発信、翻訳、出版、研究、ポリシー策定)、「連帯と協働の場」(創造的な活動を通じて環境の持続可能性に貢献するアート団体のネットワーク構築)。
本サイトでは、Gallery Climate Coalition(ギャラリー気候連合)が2023年に発行した「ギャラリーとアートセクターのため脱炭素アクションプラン」の日本語翻訳版や、カーボンフットプリントを分析するための計算ツール「カーボン計算機」などを公開。またこの活動の賛同者も募集している。