2025年06月04日 16:20

岡山県真庭市・蒜山自然再生協議会・ICHIZEN HOLDINGSは、売上資金を環境保全活動に用いる「フサヒゲルリカミキリ3D NFT」の販売をデジさと上で開始した。

こちらのNFTは、絶滅危惧種IA類(第4次レッドリスト)のフサヒゲルリカミキリの個体数増加を目的としたプロジェクト。かつては北海道と本州の各地に分布していたが、2025年現在確実に生息が確認されているのは真庭市蒜山地域だけとなっており、絶滅の危機に瀕している。「フサヒゲルリカミキリ3D NFT」を購入すると、その売上資金はフサヒゲルリカミキリの個体数増加の目指し、生育状況の改善に関する環境保全活動に利用される。

「フサヒゲルリカミキリ3D NFT」は、実際のフサヒゲルリカミキリを元に3Dモデルを作成している。Gaussian Splattingという複数の画像からモデルを作る技術を採用しており、体長1.5cmほどと非常に小さいフサヒゲルリカミキリを様々な角度から撮影し、3Dモデルを構築した。

このNFTを購入すると、フサヒゲルリカミキリの3Dモデルを4種類ダウンロードすることができる。自分で好きに3Dデータを見ることはもちろん、仮想空間上などに置いたりと、絶滅危惧種の3Dデータを用いた新しい楽しみ方ができる。価格は3000円。詳しくはこちら