アイモバイルが運営するふるさと納税サイト「ふるなび」が、山梨県韮崎市（にらさきし）のクラウドファンディングプロジェクトへの寄附受付を開始した。プロジェクト名は、「「にぎわい」と「つながり」を生む韮崎ファンづくりプロジェクト」。

韮崎市は、西に南アルプス、東に奥秩父山系前衛の山々がそびえ、山に親しむ人々の玄関口。新府城跡や武田八幡宮など、戦国の歴史に思いを馳せるにもうってつけ。清らかな水と澄んだ空気が育む桃やぶどうは、一口食べれば笑顔がこぼれるほどの美味しさ。

一方、同市では人口減少や少子高齢化に直面しており、そのような中で、地域再生を目指す「韮崎ファンづくりプロジェクト」が進められている。この取り組みはふるさと納税を通じて、空き家や空き店舗を活用するなどまちのにぎわいとつながりを創出することが目的。

象徴的な事例が長年空きビルだった「アメリカヤ」のリノベーションで、現在はレストランやショップが入る地域の拠点として機能している。また、2025年には宿泊施設「ニラサキヤSTAY」も開業し、まちづくりの新たな拠点となる。

主な活動には、生活文化に触れるまち歩きガイドツアー、異なる立場の人々が交流できるイベントの開催、SNSやリアルな場を通じた情報発信など。「また来たい」と思えるまちを目指している。このプロジェクトで寄せられた寄附金は、「韮崎ファンづくりプロジェクト」の活動資金に充てられ、若者や移住者支援にも活用される。プロジェクトはこちら。